量子ドット セキュリティインク / 偽造防止インク
現在使用されているセキュリティインクには、有機蛍光色素などが使用されていますが、通常これらの蛍光色素の多くは、入射波長に対して、一定の波長の光しか発光できません。その点、量子ドットは、その大きさを変化させるだけで、様々な発光波長に調整することができたり、入射光の波長に依存して、発光波長が変わるなどの特徴もあります。よって、これらの量子ドットをセキュリティインクの材料として組み合わせることにより、入射波長、発光波長が複雑にすることが可能となり、セキュリティ性が向上します。