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量子ドット 内視鏡用光源

療用内視鏡光源は、ハロゲンランプからキセノンランプへと発展してきていますが、ランプ寿命が短いため、ランプ交換の手間も煩雑であり、経済性に優れたランプとは言えない状況で使用されています。そこで、ランプ寿命、及び省電力化を目的として、発光効率の高い LED・LD で構成した光源、もしくは青色 LD と波長変換素子(緑色~赤色)を組み合わせた光源が採用されています。

LED で構成された光源では、発光した光をファイバーへ送り込む量には限界があり、従来の光源のキセノンランプよりも光量が不足してしまいます。LD のみで構成するためには、可視光(400~700nm)の、各波長を連続的に並べる必要性が出てきます。必要種類の LD を用意した場合、非常に高価な装置となってしまい、経済性に優れた光源とは言えません。

経済性を重視して光源を構成する場合には、青色の LD と波長変換素子との構成が、最も多く採用されています。ただし、この構成は経済性に優れてはいますが、LED光源と同じく、ファイバーに送り込む光量が少なく、必要十分な光量とは言えません。また、波長変換素子の性能により、赤色が不足し、内視鏡の性能を十分には発揮できません。

そこで当社では、十分に必要な青色 LD を、ファイバー先端まで送り込み、当社の透明度の高い量子ドット材料を使った、波長変換素子を用いることにより、緑色から赤色まで、さらには、近赤外光までを照射することが可能となります。また、励起光源に供する青色 LD は、基本的に用意するのは1種類ですので、経済性にも優れた光源を提供できます。